ガンホー決算からスマホゲーム市場の事情
スマホのゲーム事情
ガンホー・オンライン・エンターテイメントが初めての減収減益の報告をしました。2012年2月に人気ゲーム『パズル&ドラゴンズ』の配信開始以来の減収減益となりました。2015年12月期の売上高は前期比10.8%減っての1543億円。営業利益は23.2%減っての724億円。そして、最終利益は30.0%減っての434億円となっています。
ガンホーの失速
急成長してきたガンホーの失速は、スマートフォンのゲーム市場が転換点を迎えたと言われています。ガンホーはパズドラの成功で売上高が約18倍にもなる急成長を遂げました。2013年には時価総額が一時、任天堂を上回ったことも。
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レトロゲームを連想させるドットの3Dブロックであれる世界。そこで自由に探索や採掘をして、思い通りの世界を作り上げることができる。集めたブロックを設置して建物を立てたり、様々なアイテムをクラフトして全世界へと探索に出かけよう。
パズドラは国内累計約4000万ダウンロードを達成し、スマホ2台に1台を超える計算となるようです。
現在、アニメでも女性に大人気の『おそ松さん』ですが、そのおそ松さんのゲーム『おそ松さんのへそくりウォーズ~ニートの攻防~」が、事前予約開始から6日で、登録者数が40万人を突破し、初日に10万人を超える登録があるほどの人気なのだとか。
参考:
スマホゲームの今後
2016年のスマホゲーム市場規模は8238億円という見込みだが、成長はまだまだ続くようです。しかし、当たればデカい収益が見込めるため、新規参入が多く競争が激化しているようです。ガンホーは、海外事業や他のゲームを中心に成長戦略を描くようです。
今後は、任天堂も初のスマートフォン向けゲーム『Miitomo(ミートモ)』を3月に配信開始する意向を改めて示しています。3月までに5本程度のゲームを配信するようです。