パパもママもお子さんも知っておくべき金魚すくいの金魚育て方
金魚を育てる!
夏祭りがあちこちでやってます。夏祭りと言えば金魚すくい。でも、持って帰っても死んでしまうから、、、とお悩みの方に、ぜひ知っておいてほしい。
金魚って、金魚すくいで持ってきても8年くらい生きるんですよ!人間で言うと55歳くらい。うまく育てられれば10~15年は普通に生きるらしいのですが、結構長生きします。
金魚のもともとはフナ。フナを改良して金魚にしました。なので、フナに近い『和金』といわれる種類なら生命力がフナ並なので長生きする可能性があります。でも、改良が進んだ種類ほど弱くなります。
金魚すくいの金魚は、ほとんど和金なので長生きする種ですので、長生きさせてみてください。
金魚すくいを極める
金魚を飼う目的で金魚すくいをするのなら、
・元気が良い
・大きい
金魚をすくいましょう。
素早く逃げ回る金魚は元気のしるし。金魚すくいの紙が破れないようにしないといけないので、すくうのは、元気の良さに絞って程よい大きさの金魚を狙いましょう。
すくえなかった時は、お店の人が何匹か袋に入れてくれますが、その時に「あの金魚がほしい」と指さして指定してしまいましょう。
金魚すくいは、夏祭りを満喫した最後にしましょう。
金魚すくいをしてあちらこちらに寄り道しているうちに、金魚が弱ってしまって可哀想なのでやめましょうね。
あと、金魚が入っている袋はなるべく揺らさず、1時間くらいをリミットとして入れ替えてあげましょう。
コレ重要!
夏祭りに行く予定があって、金魚すくいしたいなと頭をよぎったら、持って帰ってきた時の必要なものをあらかじめ揃えておくのが理想です。
・水槽
・ブクブクが出るエアー
・ろ過機
水槽に金魚をたくさん入れると、酸素不足になるので、水槽と金魚のバランスを考えましょう。ゆったり泳げるくらいのスペースがあればOKです。
まずやること
・金魚を塩水浴をさせる。
弱っている金魚を回復させる効果があります。(バケツ/洗面器に金魚の体内浸透圧と同じ濃さの塩水を作ります。【約0.5%の塩水/水1リットルに塩小さじ1杯程度】
・金魚が入ったまま袋を塩水の中に入れる。
・水温をゆっくりと合わせる(金魚は急激な水温の変化に弱いため、10分~15分くらいそのままにします。)
・金魚の入った袋の口を開けて金魚を放す(手でつかんだり、網ですくうと弱ってしまうので注意です。)
・3日くらいそのままにする。(温度の安定したところに置いておきます。)
・水槽に水入れる。(水道水)
・市販のカルキ抜きを入れる。
・ゆっくり金魚を水槽に入れる。
エサをあげる
金魚を塩水浴させている時はエサはあげません。
様子を見て1粒、2粒あげましょう。食べたらあげるという感じで。環境が変わったストレスで、あまり食欲がない金魚もいますので少しあげて様子を見ましょう。食べないようなら、しばらくあげないでもいいです。エサは浮くものがいいです。
水槽にいれた金魚が慣れてきたら、エサは1日1回か2回で。あげ過ぎると早く大きくなるのですが、寿命が短くなります。すぐに食べきってしまう量がベストです。この調整は金魚をよく見ながらあげて確かめましょう。3分~5分で食べきる量と言われています。
お腹が減っていると、近くに行くだけで寄ってきてパクパクします。
これがかわいくて、ついついエサをあげてしまうのですが金魚は2~3週間食べなくてもOKなのです。
育て方
カルキ抜きなど、ケアをこまめに行うのは金魚を長生きさせるポイントになりますが、そこまで気を使わないでも長生きします。汚れてきたら半分捨てて水道水をそのまま継ぎ足す。これでも育ちます。
水槽につくコケ(アオコ)は水道水の塩素を取り除く効果があるとも言われています。見栄えは悪いですが、きっちりお世話をすることに不安があるようなら、少しくらいはゆるくてもOKです。
金魚が中国から日本に来た500年前は、電動ポンプやろ過器もなかったので、なんとかなると言えばなんとかなるのです。
様子が変と思ったら
金魚の様子が変だと思ったら、どのような様子なのか観察しましょう。病状によっては対処すれば回復することがあります。
詳しくはこちらでも確認できます。
金魚 きんぎょ 飼育方法 飼育用品 病気の症状別治療法と治療薬
いちばん重要なこと
金魚を飼って元気に長生きさせようと思うのであれば、水を変えるときは「水を替えるよー」とか、エサをあげるときに「ごはんですよー」と話しかけてあげることですね。