意外に簡単!?インフルエンザ潜伏を気にする前にやっておきたい予防法
インフルエンザの患者数が注意報レベルに。
東京都では、都内でのインフルエンザ患者数が注意報レベルになり、保健所が手洗いやマスクなど予防策の徹底を呼び掛けています。27日の時点で、小学校9校で学級・学年閉鎖、3カ所の保育園からインフルエンザA型による集団感染が報告されているとのこと。
インフルエンザ対策
気温が下がり、空気が乾燥すると風邪やインフルエンザに罹りやすくなります。その対策として有効だと言われているものがありますが、まずは、『手洗い』と『うがい』の徹底から始めてみましょう。
スポンサーリンク
インフルエンザから花粉症まであると便利なマスクは欠かせない。とくに子ども用はほしいときにないのが常なので常備を。
(日本製 PM2.5対応)超立体マスク かぜ・花粉用 ふつうサイズ 50枚入(unicharm)
BMC フィットマスク (使い捨てサージカルマスク) キッズ 白色 50枚入
うがいによるインフルエンザや風邪の予防は思う以上に効果あり。冬はとくにうがいの習慣を付けましょう。
インフルエンザ対策のひとつ、空気の乾燥を防ぐこと。カラフルで分かりやすく見てすぐに確認できる。
サンワサプライ 熱中症&インフルエンザ表示付きデジタル温湿度計 CHE-TPHU1
【抜粋】インフルエンザ予防
・ココナッツオイル
ココナッツオイルには、抗菌性や抗ウイルス性の効果があります。 ココナッツオイルを、大さじ2杯/1日3回飲用することで、風邪やインフルエンザの発症を抑える効果があるということ。
・唾液
口の健康を保つことで、風邪やインフルエンザを予防できるということ。とくに唾液には抗菌作用や自浄作用があるため、風邪やインフルエンザの感染や発症のリスクを下げることができるのだとか。
口が渇きは危険
最近増加傾向にあると言われている『ドライマウス(口腔乾燥症)』は、風邪やインフルエンザ、感染症など、ほかの病気のリスクを高めてしまう。ということを鶴見大学歯学部付属病院ドライマウス外来の斎藤一郎教授は言う。
ドライマウスとは??
一般的に唾液は、1.5リットル/1日くらい分泌されているようで、ウイルスや細菌の繁殖を抑える役割を担い、また、体の健康を維持するために重要な役割を果たしています。なので、予防接種をしたから大丈夫!ではなく、マスクしているからOKでもなく、手洗い・うがいを徹底しているからOKでもなくて、風邪やインフルエンザウイルスに対抗していくには唾液の分泌は非常に重要なのです。
ドライマウスは、唾液の分泌が減少し口の中が乾く症状のことです。具体的には、
・口の中がネバネバする
・口の中が不快
・口臭が気になる
・口の中に違和感がある
・ろれつが回らない
・お茶や水がないと食事ができない
などなど。重度の場合は、口の中に痛みを感じる人や、食事や会話が困難になる場合もあるとか。
ドライマウスにならないために
ドライマウスの9割は改善ができるということ。その原因としては、
・薬の副作用
・ストレス
・噛む回数が減少したこと
・コミュニケーション機会の減少
などがあります。または、複合的な要因も。
特に噛む回数やコミュニケーション機会の減少は、ドライマウス患者の増加に大きく関係しているということ。なぜなら、唾液腺の機能は筋力に関係しており、噛む回数やおしゃべりする機会が少なくなると、口や舌を動かさなくなり筋力が衰えるから。
風邪やインフルエンザに罹りやすいのは高齢者ですが、これは筋力の衰えとコミュニケーション不足からではないかと言われています。また、最近では子どもの噛む回数の減少や、メールやSNSなどのしゃべらないコミュニケーションによる問題も挙げられています。
インフルエンザにならないためには
風邪やインフルエンザに罹らないようにするには、おいしく食事をし、楽しく会話をするという当たり前のことがいちばん大切なことだということです。