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FacebookやLINEの友だちより大切な友だち

孤独を感じていませんか?

FacebookやLINE、Instagramなど登録されている友だちの数が多い人っています。つながっている感がありますから友だちの数が多ければ多いほど幸せな気がします。もっと友だちの数を増やしたい!と思ってしまうのも分かる気がします。

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しかし、実はそんな人ほど孤独になっていくといいます。Facebookの使用頻度が多いと、より孤独を感じていくという統計があるそうです。


コメントを投稿してコメントを返してもらう。自分とつながっていると感じることで安心するようですが、コメントがないと落ち込みやすく気分を左右されがちなんだとか。

 

幸せになる友だちの数

人生の幸せに関わる友だちの数って、本当に仲の良い友だち15人だけなんだとか。1985年に実施された『大切なことを話せる人って何人?』というアンケートに対し、多かった回答は3人。調査対象の60%近くの人がこのように答えたようです。

 

同じアンケートを2004年に行ったら、もっとも多かった答えは『0人』。自分の大切なことを話せる友だちがいなくなっていたということ。いつでもつながれる友だちは大切かも知れませんが、会っていなくてもいざというときに話せる友だちの方が、よっぽど大切ですよね。

 

人間が管理できる人数は?

社会的に関われる人数は脳の大きさに関わっているらしく、管理できる人数は150人が限界なんだとか。そして、最大で5人までのこころの友を持つことができて、仲のいい友だちは15人までなんだとか。(霊長類の調査をするRobin Dunbar氏による)

 

脳の限界値で言われるとちょっと嫌な気もしますが、FacebookやLINEなどで何百、何千の人と友だちになっても、それはあなたの望む幸せではないでしょ?ということでしょうね。家族や仲のいい友だち15人と時間を過ごした方が、生きていくうえで幸せですよ。ということなのです。健康や寿命にまで影響するようですよ。

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幸せな人の友だち関係

幸せだと感じている人たちに共通していることがあるようです。それは、親しい人たちと一緒に過ごす時間を多く取っていたということ。(心理学者のEd Diener氏とMartin Seligman氏による)

 

幸せを感じて過ごすことができるなら健康や長生きにもなるでしょうね。リアルな関係なので、楽しいことも悲しいこともあるはず。それでも、一緒に過ごしたいと思う関係であるためには、こころを開く必要があるでしょうね。

 

SNSがすべて悪いわけではないです。思いがけず友だちになる喜びもありますし、しばらく会っていない友だちとも連絡が取れるメリットもあります。ただ、もっと大切にすべき友だちがあなたの傍に入るということに気づくことが大切ですよね。

 

参考:

tabi-labo.com