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ノーベル賞受賞の梶田さんニュートリノってすごいの?

質量もあった笑顔もあった。

ノーベル物理学賞の受賞が決まった梶田隆章さんの奥様の美智子さんが、梶田さんは、『家では何もしない、のんびりした人です』と笑顔でコメントしました。

f:id:Hiyotena:20151007122616j:plain ICRR: 東京大学宇宙線研究所 より

 

家では研究についてほとんど話さない梶田さん。美智子さんは『家ではそういう姿を見せないので本当にびっくりしました』とも。

 

梶田さんの研究の賜物であることは間違いありませんが、それを支えてくれた人がいることもまた事実ですよね。

 

美智子さんは、ほとんどサポートはしていないと思うといいますが、常に笑顔を心がけていたといいます。

 

というのも、結婚当初に、ご自分の仕事をめぐって落ち込んでいた時に、『そういう姿は見たくない。ニコニコしていてほしい』と梶田さんに声を掛けられたことをきっかけに、笑顔を心掛けてきたようです。

 

ニュートリノに質量があったことを証明した梶田さんと、家庭に笑顔があることに努めた美智子さんの感じがすごく嬉しいですね。

 

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ニュートリノってなに?

宇宙にいっぱいあるニュートリノですが、なぜ今まで発見できなかったかというと、ほかの物質と違い、電気(電荷)を帯びていないから。電気を帯びていると結びついて物質を作ることができるのです。難しいですね。

 

ニュートリノ振動の発見によって、ニュートリノに質量があることが証明され、『質量がない』という定説を覆した画期的な発見だったのですね。詳しくはこちらを↓


ニュートリノは、とても小さく高性能電子顕微鏡でも全く見えないすごく小さい原子なんだとか。ニュートリノの大きさを見てみると、どれだけ小さいかがよく分かります。

 

原子の中心にある原子核の大きさは、東京23区の中心にサッカーボールを置いたくらいの小ささ。ちっちゃいな。さらに、原子核の粒のひとつの陽子とニュートリノを比べてみると、地球と米粒のバランスになるそうです。もう訳が分からないくらい、とても小さい。

 

あまりに小さすぎるニュートリノ電荷を持たないため、他の物質とほとんど反応せず、地球はもちろん、私たちの体も1秒間に約1兆個くらい突き抜けていくようです。全く気が付きませんけどね。

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参考:東京大学宇宙線研究所: 研究所紹介: ニュートリノについて より

 

捕まえることができないニュートリノ岐阜県飛騨市神岡町の地下深くにある観測施設『スーパーカミオカンデ』で詳しく観測することに成功したということなんですね。