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蕎麦を愛するなら夏と秋の新蕎麦の時期を気にしておこう

秋新蕎麦を召し上がれ

新蕎麦打ち始めました。こんな張り紙が蕎麦屋に貼ってありました。新蕎麦って響きがそそります。蕎麦通の方が、蕎麦は秋に限る。というくらい、秋の蕎麦は香りがいいのです。美味い蕎麦が食べたくなったでしょう?

 

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新蕎麦

そもそも新蕎麦とは、秋に収穫された蕎麦をその年内に食べることを指していたようで、江戸のころから秋の蕎麦を新蕎麦として楽しんでいました。

 

蕎麦の栽培は冷涼な気候が適していて、吸肥力が強いため痩せた土地でも育てやすいという特徴がありますので、江戸のころは秋の蕎麦がメインだったようですね。

参考:そば|JAつやま 営農情報 作物の栽培方法

 

ということで、新蕎麦って秋なの?と思われる方もいるかもしれませんが、実は、夏にも新蕎麦があります。6月~8月中旬ころに収穫された蕎麦の実で作られた蕎麦を夏の新蕎麦と言います。

 

夏の新蕎麦を『夏新(なつしん)』、秋の新蕎麦を『秋新(あきしん)』と言って呼び分けています。秋の新蕎麦のほうが香りが強く、味も良いというのが蕎麦好きの人の常識となっているようです。

 

いつ食べるかはまちまちで、蕎麦通の人の中には、ちょっと時間がたってからの方が甘みがでて美味い!という人もいるようですが、ここは自分で食べ比べてみて判断した方がいいかもしれませんね。

 

蕎麦は長寿食                      

ご存じの通り、蕎麦は栄養分が沢山含まれています。デンプン質、タンパク質、ビタミンB群もなど。また、ポリフェノールの一種である『ルチン』には高血圧や糖尿病、老人性痴呆症などの予防に効果があり、老化を防ぐと言われている『ビタミンE』も多く含まれています。

 

まさに、長寿食といわれる蕎麦。すぐに消化吸収されて、おなかにやさしいのも嬉しいですね。

 

お酒好きはそば湯を

そば湯に含まれる『ナイアシン』や『コリン』は肝ぞうを保護し、解毒作用を促すのでアルコールの分解を早めてくれるようです。

 

お酒を飲んだ後はラーメンではなく蕎麦を食べて、そば湯を飲んで悪酔いを防ぎましょう。うまい蕎麦とうまい日本酒。たまりませんね。

 

参考:

www.nichimen.or.jp

 

自分で打ってみたい方はこちらを参考に。

mainichinews.hatenadiary.jp