家庭のストレスでしんどいなら『さん』付けで呼ぼう
家族に疲れた。
仕事で疲れ、休み日は家族サービスでまた疲れる。そんな毎日に叫びたいくらいの苦痛を感じている男性が多いとのこと。
家庭を持っている人だけではなく、親の介護、親からの過干渉、兄弟との確執などで家族に疲れを感じている男性の割合が増えているらしく、サラリーマンの2000人中1180人の男性が『家庭につかれた』『家族がしんどい』と悩んでいるようです。
その他のアンケートとしては、
疲れたと感じる対象は?
妻 215人
自分の親 167人
子ども 47人
妻の親 39人
自分の兄弟&姉妹 19人
妻の兄弟&姉妹 10人
疲れたと感じる原因は?
妻への倦怠感 100人
親からの過干渉・依存 90人
セックスレス問題 77人
趣味の時間がない 67人
家事の分担 61人
子どもへの価値観のズレ 59人
生活費の困窮 49人
妻からのモラハラ 48人
親の介護 40人
親との同居生活 37人
育児の分担 37人
親の遺産相続 4人
参考:
共働きで夫婦の関係は対等になり親は子どもに一生懸命の家庭が多い。周りから見ると雰囲気は良さげな家族関係でも、実はしんどい状況になっている可能性があります。
アメリカのぺンシルベニア州立大学の研究者チームが発表した論文には、職場より家庭にストレスを感じるひとが多いという結果を伝えています。
家庭にストレスを感じる理由
・居場所がない
ごはんの献立、買い物、お出かけ、見るテレビなど、すべてが子ども優先。リビングのソファーは子どもが。夫婦のベッドルームは妻の個室として。家庭に自分の居場所がない心細さがストレスになっているようです。
仕事も本当に大切だと思いますが、仕事を理由に家庭の役割から逃げていたということはなかったのでしょうか?仕事と家庭の割合を家庭よりにしてみたら、居場所は自然にできそうですが。
・完璧主義の妻
何事も完璧主義で周りにも完璧を求めるため息苦しい妻。上司が家にもいるような感覚になるのでストレスに感じる。
男性がだらしないのでは?夫婦は補い合って生きていくものなので男性が多少しっかり者に変わったら、奥さんも変わるのでは?そんなに苦にすることでもないように思いますが。なぜ自分が変わらないといけないのか?という変なこだわりは持たず、やってみたらいいのではないでしょうか。
・片付けベタな妻
いい加減ですべてが手抜き。雑すぎで家にいると落ち着かないしイライラする。
気になるのなら自分でやってみては?意外に向いているかもしれません。逆に奥さんが仕事をしたら、そのいい加減さで上手くいくかも。
専業主婦の奥さんへの意見だと思いますが、奥さんがするべきだ。という決めつけからの考えはもうやめた方がいいですね。
・理想が高すぎる
いつでもカッコいい理想のパパでいてほしいという家族の期待に応えていると疲れてしまう。自分で自分の首を絞めてしまうことになりストレスを感じて帰りたくなくなる。
今までもこれからも家族なんですから、ありのままでいいのでは?理想に近づこうとする努力は素晴らしいですが、演じないと出来ないようでは初めからダメなのでは?
・かまってほしい妻
してもらうことばかりを求める妻。過大な期待をする妻。被害者意識がある妻。愚痴を聞いてもらいたがる妻。仕事でも家でも世話をしないといけないストレスがあり、家庭が癒しの場ではなくなる。
コミュニケーション不足ではないかと思います。旦那さんが話を発信しないから、奥さんから発信しているだけなのではないでしょうか。
家庭円満は夫婦円満からだと思います。
共働きでも専業主婦(夫)でも、お互いに敬意を払っていかないと、不満ばかり湧き出ます。昔、テリー伊藤さんがテレビで言っていました。奥さんのことを『さん』付けで呼ぶことにしている。と。これだけでも敬意を表していると思います。
こんな簡単なことから始められるなら、今日から始めてみるべきですね。