タバコの害とスイーツの害 女性とスイーツ男子へ
タバコは百害あって一利なし。
なんて言われ、喫煙場所もどんどん隅に追いやられる始末。マクドナルドやスターバックスは完全禁煙です。
確かに煙草の煙は臭くて吸わない人にとって迷惑なもの。吸っている人でさえ人の煙は臭くて嫌なもの。
タバコを吸わない人は、これでもか!というほど喫煙者を攻撃しますが、他のもので体に悪いものはいっぱいありまして、タバコを吸っているものからすると、タバコだけではないのですが、、、と弁明したい気持ちもあります。
たとえば、スイーツ。
甘くておいしいスイーツは砂糖を使っています。砂糖は肥満や虫歯になる。ということだけではなく、健康や美容にも悪影響を及ぼすのです。
つまり、砂糖の取りすぎは、タバコを吸うことの害と同じような影響があるということなのです。
・心臓疾患や糖尿病
砂糖は血糖値を上げてくれます。でも、そうすると血液中でインスリンが過剰に発生し動脈に負担がかかりますので、高血圧となり心臓疾患につながり易くなります。
糖尿病を患う人は心臓疾患を患う人が多いということもありますので、砂糖の摂りすぎは注意すべきなのです。
ちなみに、1日に150calの砂糖をとると糖尿病の確率が1.1%上がるとのこと。スイーツは大量ではなく、毎日ではなく、おいしいですが、ほどほどにしておきましょう。
・脂肪肝
砂糖をとりすぎることによって肝臓に脂肪が付きます。これがフォアグラといわれる状態。この脂肪肝が後に、肝硬変や肝臓がんになる可能性があるので要注意なのです。
また、狭心症や心筋梗塞などの心疾患になる確率も高く、生活習慣病のきっかけとなります。脂肪肝は痛みが伴わないので気づきにくいのですが、
最近、『疲れやすい』『肩がこる』『頭がボーッとする』といった症状が出るようであれば、脂肪肝かも。
緑茶を飲む。や食生活改善。適度な運動。で改善できます。
・うつ
嫌なことや疲れが溜まったときなど、気分転換に食べてしまう人が多いスイーツ。常用になると、気分転換どころか、さらに悪影響を与えてしまうことにもなります。
・肌荒れ
肌をみずみずしくしてくれるコラーゲンやエラスチンのタンパク質を砂糖は壊してしまいますので、皺が増えたり肌が荒れたりしてしまいます。女性は要注意です。スイーツ男子も気を付けて!
砂糖の推奨摂取量について、ティースプーン6杯まで(25g)が健康に良い砂糖の量であるとWHO(世界保健機構)が発表したそうです。
普段の生活でよっぽど気を付けていないと、あっという間にオーバーしてしまうくらいの量。参考までに各食品の砂糖の量を見てみると、
・炭酸飲料・・・約40g/1缶
・ショートケーキ・・・約30g/1ピース
・プリン・・・約25g/1個
・シュークリーム・・・約15~25g/1個
・すき焼き・・・約10g~/1人分
・あんこ・・・約15/大福1個に
・ミルクチョコレート・・・約20g/1枚
・酢の物・・・約5g/小鉢
参考:
タバコと同じくらい健康被害の可能性がある砂糖ですが、なぜ、タバコを吸うことだけが攻撃されるのか。それは、砂糖には体のエネルギーになるという利点を持っていること。タバコにはないものです。
ただ、タバコもスイーツも健康へ影響を与えるのは摂り過ぎ、常用性がNGだということです。毎日、タバコを吸いながらスイーツを食べてます。というのはキツイですね。
タバコなら、『たまに吸っています。』のような吸っても吸わなくてもどっちでもいい。くらいの喫煙感覚になればいいのかな。と喫煙者の私は思うのです。