40歳男性の平均年収手取りと、今考えるべきこと
40歳の転機
もうすぐ40歳になる。あっという間に40歳を過ぎてしまった。という男性にちょっと考えるきっかけを。
西島秀俊さん【1971年3月29日(44歳)】
私ももうすぐ40歳。今まで、自分のこれからの人生について考えたこともなく、日々の流れに身を任せている感じ。成功本を読んで人生設計をして、今すべきことを明確にしよう!という言葉にこころは熱くなりますが、2日も続かず40歳になろうとしています。
世間での40歳は、それなりの地位や肩書がある年齢です。社会人歴も20年くらいはあるかもしれません。
人それぞれ、人生の目的があるかもしれませんが、会社で働く限りは出世をすることが、自分の価値を見出す尺度になるかもしれません。
そこで、出世できないと思われる人のパターンを紹介すると、
・ミスの報告は言い訳から
・メールや電話の返事が遅い
・報連相をまったくしない
・挨拶ができない
・飲みの誘いに乗らない
・自分から一切提案をしない
・必要以上に気を使いすぎる
・提案や代案を出さない
・正論を押し付ける
・いつもスイマセンって言う
入ったばかりのときは、結果が出ていれば多少のマイナスは帳消しにされやすいですが、扱いにくいと判断されると出世の道は遠のくようです。
また、会社との間に不満が募るのもこの年齢。こんなに頑張っているのに、なんで評価されないの?というグチも多くなるとか。しかし、仕事を把握しているこの年齢にとって、仕事上の評価は常に結果です。かいた汗の量や上司からの「頑張ったね」のねぎらいの言葉などのプロセスに評価を求めてもダメなのです。
結果が出なくても、プロセスを認めてほしいということなら、時間短縮や人員削減など、業務が改善できるくらいのプロセスを提案できるくらいでないと難しいです。
結局、40歳代は、20年近くも会社にいるのだから、仕事ができて当然。と見られるため、アピールポイントが慣れと経験だけではダメなのです。
先陣を切って売り上げをあげる結果が出せないと思うなら、サポート役として周りを補助し業績を上げられる能力が必要ということですね。
2015年の夏のボーナスは平均約91万と発表されました。ボーナスの使い方にも出世する、しない。がでるようで、自分のボーナスの使い方と比べてみてもいいかも。会社を経営している社長や役員の人たちの若いころのお金の使い方や、これから出世しそうな人のお金の使い方を知ると、出世の道筋が見えるかも知れません。
出世するお金の使い方
お金の使い方で、最も多いのは『自己投資』だそうで、背伸びをしてでも買うことだそうです。これまで仕事に対してがんばった自分に対してのごほうびに使うということですが、
具体的には、ベンツやBMWなどの高級車やロレックス、カシミアのコートなどなど。あとは、両親への旅行プレゼントや、記念品など『身内へのプレゼント』があります。頑張ればこれだけのことができる。ということを知ることが必要なのかもしれませんね。
モテる40歳代
思う通りの40歳になっていない人にとって、厳しい現実もあると思います。がしかし、若い女性がくすぐられるポイントを持っているのもこの年代です。
若い子たちよりも10年~20年長く生きてきているわけですから、自分の中に『これが面白い』というものを、ひとつかふたつ持っているはず。それは、若い女子にとって、ものすごく新しいテーマになるわけです。
タモリ倶楽部で出てくるような『オタク気質な大人』のこだわりが、モテ要素になるようです。
40代でしておきたいことの中に、『できることと、できないことを見分ける』という言葉があります。もうあれこれ迷っている時間もないですし、大切なものが多くなってくる年齢でもあります。
できること、できないことを判断して進む道を決める時なのです。
子どものためにお金が必要だ!と言って、家庭を犠牲にして仕事に打ち込むよりも、会社や奥さんと話し合って、できること、できないことを選んでいくのが40歳でやるべきことではないでしょうか。