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男性注意。エアコンでの体調不良はただの夏バテではない!

疲れがとれない。

 

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エアコンが効いている部屋で仕事をして、エアコンが効いている電車に乗って、夏の暑さをエアコンの快適さで、カバーしているにもかかわらず、疲れがたまっていく感じがする。

 

なぜ?

 

こんな悩みを抱える人は多いはず。夏だから仕方がないか、、、とほったらかしにしていたら、大変なことになってしまうかも。

 

 

まずは、冷房による『冷えすぎ』を疑ってみましょう。

冷え過ぎは、体にとっては大きな負担となり末梢血管の血流が悪くなります。放っておくと、手足や腰の冷えが慢性化してしまい、万年冷え性になってしまうかも。

 

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最近は弱冷房の電車やカフェが増えていますが、一方で、冬になったのか!?と思うくらい冷房の効いたところもあります。映画館やスーパーなど広いところは特に冷房がきついです。

 

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冷え性の典型的な症状としては手足の冷えが知られていますが、実は、それだけではありません。

 

鼻水やのどの痛み、頭痛といった風邪のような症状から、全身のだるさや疲れやすさ、食欲不振、下痢などの消化器系の障害などもあります。

そして、イライラ、肩こり、腰痛、肌荒れ、生理不順など症状はさまざまなのです。

 

男性がやばい。

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男性の多くは、冷え性は女性のもの。と思っています。まさか自分が冷房病や冷え性とは思わないため、知らず知らず体調を崩していくことが多いと言います。

 

とくに中高年で動脈硬化や血管の老化などから血液の流れが悪くなり、しかも皮膚感覚がにぶくなってくるので、エアコンの冷えに気づきにくく症状を悪化させてしまうことが多いということです。

 

冷え過ぎによる主な症状としては、

 

1、疲れがとれない

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冷えが慢性化すると、自律神経のバランスがくずれ疲れやすく、だるさが起こります。そのままにしておくと、ストレスがたまり不眠となり、イライラして余計ないざこざが起こります。

 

2、むくみ

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血液と水分の代謝が悪くなって足や手などがむくみます。『あれ、こんなに足首が太かったかな?』と気づいたら、冷え過ぎを疑ったほうが良いかも。

 

*重度の冷え症になると手足がほてることがあります。体の芯は冷えていますが、手足が温かいので『自分は冷え症じゃないのでは?』と勘違いしてしまうことがあるそう。ですが、この手足のほてりは自律神経の麻痺によるもので、決して体が温まっているからではないとのこと。このような冷え症を『次世代型冷え症』と言います。

 

3、肩こり

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自律神経のバランスがくずれると血液循環が悪くなので、疲労物質である乳酸が筋肉にたまります。これにより、肩が凝ります。

 

4、免疫力の低下

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自律神経のバランスがくずれると免疫力も衰えます。ウイルスなどの攻撃にも弱くなって風邪をひきやすくなります。アレルギー症状を引き起こしやすくなります。

 

5、月経不順や月経痛

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特に女性は、ホルモンバランスが乱れて月経不順や月経痛が起こります。

また、冷えは骨盤のゆがみを引き起こし、酷くなると、子宮や卵巣の位置がずれて排卵を阻害する原因にもなります。

 

たかが冷え症と思っていると、次第に自律神経の働きが麻痺し血管の収縮と拡張の機能が働かなくなってしまいます。そうすると、冷房の風に少し当たっただけで、すごく寒く感じたり、気持ちの良い気候の時でさえ、冷え感が抜けきらないようになってしまいます。

 

冷え対策

エアコンの冷房による冷え性の対策は、体温調節や体調管理に気をつけます。

 

・冷房の温度を下げすぎない

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室温を下げすぎず、外との温度差が開きすぎないこと。夏場の室温の設定温度は、27~28度が適当だといわれていますが、外の温度との差が大きすぎる場合は、室内の温度調節か除湿機能を使ってみましょう。外との温度差は3~4度が理想です。


・おなかを冷やさない

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何よりも先に、おなかを温めましょう。

冷房対策として、靴下やカーディガンが一般的ですが、まずは内臓を守ることを第一として考えるのがベスト。一度体の芯まで冷えてしまうと、しばらくは体内の温度は回復しません。とくに自律神経機能が低下すると回復に時間がかかりますので、腹巻は常備です。

 

・湯船につかって血液の循環をよくする

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体は暑かったら汗をかいて、熱を発散しようとします。

しかし、冷房で汗をかくことが少なくなると体が『どうしたらいいの?』という状態になります。汗をかくと、自律神経の働きが良くなり血行が良くなります。1週間に3回くらいは40度以下のぬるめのお湯で、ゆっくり半身浴をして汗を流し血行を良くしてあげましょう。

 

・温かい食事を

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冷房病や冷え性の対策として、『体の芯(中心部)を冷やさないこと』が大切です。

暑いときには、やっぱり『冷やし中華』や『ソーメン』といった、冷たくサッと食べられるものを好みがちです。でも、食事をするところのほとんどの場所は、エアコンがガンガンに効いていて、そんなところで冷やし中華やソーメンを食べると、急速に体を冷やすことになってしまいます。

 

エアコンのきいたところでは、なるべく温かい食べものを食べるようにするのがベターです。

 

『音声食物』といって体を温める食べものがあります。

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ショウガ、トウガラシ、コショウ、ネギ、ニンニク、タマネギ、カボチャ、チーズなどです。温性食物の入った温かい食べもの少しづつ食べる意識を持つと良いかもしれません。。

 

・運動をする

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冷えをもっとも感じやすいのは足先で、エアコンの冷気が下にたまることと、心臓から遠いため血液の流れが悪くなりやすいため。定期的に軽い屈伸や、足首を回すなどして、足先の血液の流れを改善しましょう。

 

運動によって、足の筋肉が強化されると、血流が良くなり足先も冷えにくくなります。朝昼夜の時間のある時に、にラジオ体操をしてみてもいいかも。