2022年冬季オリンピック開催地は北京かアルマトイか?
2022年冬季オリンピック開催地として、どこが選ばれるのか?
2015年7月31日にマレーシアのクアラルンプールで開かれる国際オリンピック委員会(IOC)総会にて決まります。
2015年7月10日時点での2候補
キルギス共和国と中華人民共和国との国境に近いところに位置し、風光明媚な街である。中央アジア最高水準の世界都市。2003年に州都の地位をタルディコルガンに譲り、政令指定地区とされた。カザフ国立大学をはじめ多くの高等教育機関、政府機関などがある。(wikiより)
国際オリンピック委員会(IOC)によるアルマトイの現地調査はすでに終わっていて、大会を成功させる要件を備えている。として好評価した。
北京:中国
中国国民の95%が開催を支持しているが、国際オリンピック委員会(IOC)は環境基準や人権問題などで開催の検討をしている。
北京とアルマトイを比べると国のレベルにおいて、北京が優位とする意見が多いが、カザフスタンでは最近、ノルディックスキー複合のワールドカップ(W杯)やジャンプのサマーグランプリ(GP)などが行われていて、大会運営のノウハウが出来上がっているということで、頭一つ抜け出した感じ。
中国でも公認レースなどが行われているが、それでも、大会運営できるだけの準備が遅れているとの判断もある。
オリンピック開催においては、国民の反対や国の財政難、政情不安などの理由で立候補辞退を取りやめるところも多い。開催することによる経済的なメリットは大きいが、開催するにあたっての設備投資などの支出も半端ではないので、こういうところが難しい問題です。
立候補後断念した都市
理由:競技施設の建設に多大な費用がかかる上、大会後の用途が少ないことなど
理由:住民投票で反対票が全体の7割近くを占めたため。
理由:緊迫化する国内情勢が原因。
理由:ノルウェー政府からの財政保証が取れなかったため。
オリンピックは、『人権尊重と平和維持』が理念です。オリンピック憲章にも記されています。『平和の祭典』を招致するのですから、世界に自信をもって発信できるような国の理念が必要かもしれません。