上沼恵美子のパリ差別から知っておきたいフランスと日本のちょっといい関係
上沼恵美子さんが、フランス・パリのレストランで人種差別を受けた!
とのこと。上沼恵美子さんがMCの番組『上沼・高田のクギズケ!(読売テレビ)』で話していました。
フランスでの人種差別については、Gacktさんも発言していました。なんでも、上沼さんが言うには、「パリ、けっこういる(差別する人が)」とのこと。
上沼さんの受けたという差別はレストランで、『すいませーんって手を上げて、目が合っているのに絶対注文とりに来ない』ということらしいです。
40分くらい待ったが、手を上げても完全無視だったらしい。上沼さん、相当怒ってます。さらに、上沼より後に来た白人のお客さんの注文はすべて聞いていた。ということなのです。一緒に行った旦那さんは「まあ、まあ、まあ」と落ち着かせようとしたらしいですが、『まあまあと違う!40分待ってるやん!あのオッサンあたしの目、どんだけ見た!?』と上沼恵美子さん怒り爆発です。
最終的には、店を出る時に大きい音を立てて出たらしく、それだけでもちょっと気が晴れた。らしいです。
笑って終わらせられる問題ではありませんが、やっぱり上沼恵美子さんはおもろい!
しかし、この差別問題は非常に難しいもので、フランスって嫌な国だと決めつけてしまうのもどうかと思います。
フランスには公に人種差別を掲げる極右政党もありますが、そうでない考えを持った人たちも沢山います。このような差別問題を取り上げるときは、一方の事実を取り上げるのと同時に、他方の事実も取り上げて考えていかないといけないです。
お互いを知るということから始めていかないと、片方だけの情報では誤解が生まれやすいのではないでしょうか。
日本と親密な関係のフランス
今、フランスで養殖しているカキの多くは日本の三陸からのマガキです。
1960~70年代にフランスで疫病が流行しカキが絶滅の被害を受けました。その時、三陸の牡蠣が持ち込まれてフランスのカキ養殖業を救った。という歴史があります。
この関係は、東日本大震災で壊滅した三陸の漁村に対し、フランスのカキ産地の養殖組合や商工会議所は、カキやブイ、ロープなど養殖に必要な約12トンの資材の援助、そして、援助金などもしています。
プラネットファイナンスジャパン より
他にも柔道や看護師も尊敬されています。
看護師については、第一次大戦で日本赤十字の看護婦がパリに派遣され、献身的に勤務したということからなのですが、今ではフランスの看護師の模範として語られています。
今特に注目されているのは日本のアニメ。パリのマンガ喫茶などでは日本人は大人気です。