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不食の効果は人間を変えることができるのか?

不食とは、

何も食べない。水のみを飲む。ということらしいですが、厳密な定義はよく分かりません。不食を実践する方の中には、まさに何も食べず、『気』を吸収して生きている。という方もいるそうですが、、、59歳の榎木孝明さんが30日間不食しました。という話題が最近ありましたが。その時に摂ったのは水分と1日1回のあめ玉のみ。とのこと。

不食』と『断食』の違い

・『不食』は何も食べないこと。

・『断食』は一般的には宗教上の意味を持って食べないこと。(必ずしも何も食べないということではない。肉を絶つとか)

いろいろ考え方はあるようですが、一例を。

断食は、『人は食べなければならない、食べなければ生きられない』という考えが根本にあるため、食べないことは大変なこと=修行。という考える。たとえば、イスラム教では断食をし祈りの効果を高められる。のように。

不食は、『人は食べなくても生きられる』という考えなので、食べなくても生きられると考える人が食べないようにすることは努力がいらない。=断食修行ではない。と考える。

根本的には、断食や不食には生命機能をリセットする効果があるとのことなので、

・内臓を休め機能回復をさせる

・過剰栄養分を排出したり、溜め込んだ脂肪を代謝させる

・老廃物の排出により毒素も排出させる

・やる気を向上させる

 の効果を期待して、定期的に行っている人もいます。

 

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不食を行うには、

急に不食を行うと体に負担がかかるので、無理せず徐々に不食にしていきます。

1.間食を抜く

2.3食から2食へ

3.2食から1食へ

4.食べない。水のみ。

と少しづつ不食へと進めていきます。ただ、長期間の不食(水のみ)は危険なので、専門施設や医師のもとで行うのがベストです。

 

いま注目のファスティング

ダイエット効果やデトックス効果があるとして、モデルやアスリートが注目している断食、不食があります。それは『ファスティング(プチ断食)』。

ファスティングは3日~1週間くらいで行われ、酵素ドリンクなどを飲み体を整えていくものです。

 ファスティングの流れ

ファスティング(プチ断食)1週間前~前日まで

ファスティングに入る前に、体を整えていく時間を持ちます。野菜・海藻・豆腐などを中心とした低カロリーな和食をとります。

ファスティング(プチ断食)前日

前日の夜は早めの軽食で。高カロリーの夕食やアルコール・ケーキはNG

ファスティング(プチ断食)1日目

酵素ドリンクと水のみを飲む。酵素ドリンクは3時間~4時間おきに飲み、水もこまめに飲む。この時の注意点は長風呂でしょうか。あとは普段通りの生活でOK.

ファスティング(プチ断食)2日目

好転反応がではじめる。体から毒素が出ていくため、以下のような反応がでることがあります。

  • 体がだるい
  • 眠むい
  • 吐き気
  • 発熱
  • 下痢
  • 吹き出物・湿疹

休憩をとりながら、そのままファスティングを続けていくのですが、我慢できないようなら、おかゆなどを食べて一旦中止を。

ファスティング(プチ断食)3日目

好転反応が弱くなってきて、気持ちよくなってくる。

・復食期間

腸内環境がリセットされているので食事は、おかゆから低カロリーのものを徐々に摂っていきます。高カロリーなものは内臓の負担が大きいのでNG.

すでに、腸の機能が向上し栄養の吸収が良くなっています。また、体質が変わっているので小食でも健康に活動できるようになります。

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医者いらずなわけ

断食、不食中は食べていないにもかかわらず、便が出ます。これを宿便といいます。腸に便が溜まっていて宿便として排泄されます。腸内に便がたまっていると発癌物質が発生し癌になる可能性があります。そういう意味においては、定期的に体内をリセットする。ということで病気になる前の対策としては良いのかもしれません。

ちなみに、宿便は腸管内壁にこびりついた古い便という話がありましたが、あれは嘘。また、食べた順にところてんのように押し出されて便になる話も嘘です。